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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
【主訴】
突然クラっとめまいが起こる(30代男性/山梨県在住)
【問診】
2年ほど前、仕事中に突然めまい症状が発症する。
調理の仕事であるため下を向くことが多く、不意に頭を上げた時にクラっとめまいがする。
それ以降、頻繁にめまいが起こるようになる。
とくに仕事が忙しく疲れてくると症状が悪化しめまいの出現頻度が高くなる。
まためまいが酷い時は吐き気症状も起こる。
もともと首こりや肩こりは自覚症状としてあったが特にケアはしてこなかった。
最近になって日常生活に支障がでるようになってきており、いつめまいが出るのかわからないので不安な状態。
しかし、整形外科や脳神経外科で首や脳をMRIによる画像診断を行ったがとくに異常は診られなかった。
別の病院で診察したところ「頸性めまい」と診断され、薬を数種類処方されたがあまり改善しないとのこと。
触診を行うと首に強い浮腫が診られました。
この浮腫がある場合、筋肉のこりや緊張が浮腫の下に起きていると考えられます。
今回、筋肉のこりが認められた首の筋肉は以下の通りです。
①胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
→めまいに関わる代表的な筋です。
頚性めまいと診断されるもののほとんどは胸鎖乳突筋にトリガーポイントが発生しています。
②僧帽筋(そうぼうきん)
→肩に力が入るだけで交感神経が刺激されて興奮します。
自律神経の乱れに関係しています。
③頭半棘筋(とうはんきょくきん)
→自律神経の調整を目的に治療。
上記3つの筋肉を中心に鍼治療を行いました。
1回目:症状のつらさ10→5
初回の治療で症状は半減する。
3回目:症状のつらさ5→3
ジムでの運動や仕事中にめまいが起こることがある。
ここ数年の中で「1番調子が良い」とのこと。
5回目:症状のつらさ3→0
めまいは消失し改善する。
現在は月に1~2回ほど、疲労が蓄積しないようメンテナンスを継続中です。
頚性めまい、突発性難聴、メニエール病など、めまいを伴う診断名は多くあります。
実はこれらの病気は首こり(不定愁訴)と密接に関係しています。
西洋医学的には明確な原因はわからず、だいたいの医師は「ストレスや不眠が引き金になっているだろう」と診断します。
しかし、このストレスを受けると首がこるだけでなく、頚部に付着する筋にトリガーポイントが形成され、様々な不定愁訴を発症することが研究でわかっています。
今回のめまい症状もその不定愁訴の一つです。
多くの場合はこの骨格筋のトリガーポイントによって引き起こされる自律神経症状です。
このような首こりから起こるめまい症状は当院で行っている神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは鍼灸治療と整体療法を組み合わせた当院独自の治療法です。
鍼灸と整体、両方の特徴的な効果を最大限に引き出し相乗効果を高めます。
この治療法により原因である筋肉のこりや血流障害を改善させめまい症状を解消させます。
ぜひ、首こりからくるめまい症状でお悩みの方は当院にご相談ください。