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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
首や腰を痛めると、整形外科などでは昔から決まって免荷処置(牽引治療)を行います。
しかし、私は学生の頃に整形外科で働いていたときにこの牽引治療は治療後の直後に患者さんが立てなくなったり、めまいを起こしたりという問題がしばしば起こっていました。
「改善を目的に治療しているのにも関わらず、症状が悪化してしまうのはなぜなのか」
昔からそのような事が起こることに疑問を感じていました。
疑問を持ち続け調べていても、医学書からは明確な答えを探せない悶々とした日々が続いていたことを良く思い出します。
牽引治療が適応する場合は以下のような根拠(エビデンス)が基準となります。
①頚椎や腰椎の椎間板がすり減っているとき
②頚椎や腰椎の椎間板がつぶれているとき
③頚椎や腰椎の圧迫によって、末梢神経が圧迫されているとき
④ヘルニアによって、末梢神経が圧迫されているとき
⑤ ①~④の理由により、免荷措置をとって症状を軽減する。
しかし、これら根拠には非常に疑問点があります。
確かに神経は圧迫に弱いのは事実だと考えます。
バナナのように、少しの外力が加わっただけでも黒ずんでダメージを残すような特徴が神経にはあります。
例えば、
「椎間板ヘルニアによって末梢神経が圧迫されていた場合、圧迫によって痛みやしびれを出しているから引っ張る」
というのが上記の根拠に則った治療の組み立てだと考えます。
確かに単純明快な原始的措置です。
しかし実際は神経の圧迫には二種類あると考えられています。
一つ目は一般的にも知られている「固いものと固いもので神経が潰される状態」です。
二つ目は「神経の端と端をもって引っ張られている状態」です。
どちらも圧迫されている状態ですが、実は引っ張りによる圧迫のほうが広範囲で重篤だと考えます。
神経圧迫の縮図をご覧ください。
引っ張りによる神経圧迫のほうが重篤で広範囲なことがよく解ります。
そのため脊髄が細くなっている脊椎間狭窄症を牽引治療で引っ張ると言うのはさらに重篤な圧迫現象を起こすことが想像できます。
木の枝は木の幹から成り、木の幹は木の根をはらせ大地から成ります。
それらがしっかりと成り立って、青々した葉を生茂らせて生きています。
実は神経はこの木に例える事ができます。
神経は中枢神経と末梢神経から成っていますが、中枢神経は脳と脊髄で構成しており、木の幹と根っこに例えることができます。
また末梢神経はその脊髄から枝葉のように伸びていく神経です。
牽引治療というのは、木の枝にあたる末梢神経の圧迫を除外する目的でありながら、実際は木の幹にあたる中枢神経に対して強い力で引っ張り上げて広範囲な神経ダメージを作っています。
「木の枝の負担を軽減させるために木の幹にダメージを加える」
そんなことをしたら、他の枝まで病気になってしまいます。
これだけでも牽引治療には疑問があるわけです。
このように首や腰の不調に対して牽引治療は効果がないだけでなく、悪影響を及ぼす治療であることが明確です。
当院ではこのような人体に悪影響のある治療ではなく、安心安全に改善をはかることができる神経解放テクニックという治療を行っています。
神経解放テクニックは鍼灸治療と整体療法を組み合わせた当院独自の治療法です。
鍼灸と整体を合わせることで相乗効果を引き出し不調を解消させます。
ぜひ、首の不調でお悩みの方は当院の神経解放テクニックを受けてみてはいかがでしょうか。