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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
小胸筋(しょうきょうきん)は胸に付いている筋肉です。
大胸筋という大きな筋肉の後ろにある小さな筋肉です。
小胸筋の働きは大きく分けて2つあります。
①肩甲骨の動きのバランスを取っている
→肩甲骨の動きは肩関節の動きと密接に関わっています。小胸筋にトラブルがあると肩甲骨の動きに制限が出て肩の動きが連動して支障が起こります。
②呼吸に関与している
→小胸筋は肋骨に付着しているため呼吸をするときに補助筋として働きます。
この小胸筋が痛みやしびれを引き起こす原因には、トリガーポイントという痛みやしびれを起こす筋肉内のこりが関係しています。
筋肉は血管から酸素や栄養素をもらって伸びたり縮んだりする性質があります。
しかし筋肉に負担がかかり疲労が溜まり続けると筋肉は太くて硬い状態になります。
(これがいわゆる筋肉のこり)
その状態が長時間にわたって続くと筋肉内にトリガーポイントと呼ばれる特殊なこりが発生します。
トリガーポイントは関連痛という痛みやしびれを発生させます。
この関連痛は原因がある場所とは違う場所に症状を引き起こす特徴があります。
小胸筋もこのトリガーポイントによる関連痛を発生させる筋肉になります。
小胸筋の関連痛は図の通りです。
(腕の内側から小指側にかけての痛みやしびれ)
・脇を締めた作業姿勢でいることが多い
・仰向けで寝た状態でスマホ等をよく見ることがある
・車の運転を長時間することが多い
・なで肩の姿勢である
読書や調理など脇を締めた作業、仰向けで少し手を挙げた姿勢などは小胸筋を過度に使用している状態です。
この状態が長時間続くと小胸筋は筋肉が動くために必要な酸素や栄養素が不足してしまい緊張して硬くなります。
この緊張によって筋肉内にトリガーポイントというこりが発生します。
この小胸筋のトリガーポイントによって胸の痛みや、腕・手の痛みやしびれが起こります。
その他にもなで肩の姿勢の方は普段から小胸筋にストレスが加わる姿勢と考えられています。
そのためトリガーポイントが起こりやすくなります。
また、車の運転姿勢も小胸筋を引き延ばしている姿勢であり、この状態が続くと小胸筋は元の位置に戻ろうとして筋肉は緊張します。
小胸筋は主に仰向けで直接アプローチをする治療になります。
鎖骨の下辺りに付いている筋肉で、大胸筋に隠れた小さな筋肉であるため熟練した触診技術がないと上手くアプローチすることができません。
小胸筋のトリガーポイントにうまくアプローチできると「そこそこ!」という感覚を患者様が得ることができます。
当院では主に鍼治療と整体療法を組み合わせた神経解放テクニックを行っております。
腕の痛みやしびれを起こすトリガーポイント症状には大変有効な治療です。
このような小胸筋のトリガーポイント症状は当院で行っている神経解放テクニックで改善できます。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
この治療法によりあなたのつらい痛みやしびれも完治させることができます。
長年悩まれている痛みやしびれでお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。