受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~19:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※初診の方の受付は19時まで
\ お電話はこちらから /
0422-38-8708
\ 24時間予約受付中 /
\ 当日予約OK! /
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
斜角筋は首の前面に付いている筋肉です。
主に首を前に曲げたり、首を横に倒す作用があります。
また斜角筋は首から肋骨まで筋肉が付いていて肋骨を引き上げてくれる作用があるため息を吸い込むときの補助としても働きます。
この斜角筋によって痛みやしびれを引き起こす原因には筋肉内に発生するトリガーポイントという筋肉のこりが関係しています。
筋肉は血管から運ばれる酸素や栄養素を受け取ることで伸び縮みする機能を行います。
しかし、筋肉に負担が加わり続けると筋肉は太くなって固まった状態になってしまいます。
(力こぶを入れた状態をイメージしてください)
この状態を筋肉のこりというのですが、この状態がさらに長時間続くと筋肉内にトリガーポイントというこりを発生させます。
トリガーポイントは関連痛という痛みやしびれを出す特徴があります。
この関連痛は原因がある場所とは違う場所に症状を引き起こします。
斜角筋のトリガーポイントも同様に違う場所に痛みやしびれを起こします。
斜角筋の関連痛は図の通りです。
(肩甲骨の内側や腕から手にかけての痛みやしびれ)
・デスクワークや家事などで首を前に曲げている時間が長い(猫背姿勢)
・カバンや荷物を持つことが多く肩が下がっている時間が長い(首にストレスがかかっている)
・頻繁に咳やくしゃみをすることが多い
斜角筋は前述のように首を曲げる作用があります。
そのため日常的にデスクワークや家事なので首を曲げている時間が長い方は斜角筋を酷使している状態で常に負担がかかっています。
それ以外にもカバンなどを手で持ったり肩から掛けたりして肩に下に向けて負荷があるのも斜角筋に牽引力がかかっている状態です。
これも斜角筋にストレスがかかっており要注意です。
この一般的に斜角筋のトリガーポイントは胸郭出口症候群と診断されることがあります。
また、斜角筋は呼吸にも関わっている筋肉なので咳やクシャミをするときにもよく働きます。
そのため花粉症の時期などは斜角筋が緊張しやすいため症状が出現することもよくあります。
斜角筋の治療は主に仰向けで行います。
斜角筋は前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋の3つに分かれています。
この3つの筋肉をしっかり触診し、斜角筋の中でもトリガーポイント症状を起こしている筋線維を探り当てるのが重要です。しっかり検査した上で的確に原因の筋肉に対して治療を行うことで痛みやしびれを改善できます。
(実際に症状を出すのは前斜角筋と中斜角筋が多い傾向にあります)
治療の流れとしては手技治療で筋肉の表面的な緊張を取り除き、奥深くの筋肉の緊張には鍼治療や整体療法を用いて症状を取り除きます。
このような斜角筋の過緊張で起こる痛みやしびれは当院で行っている神経解放テクニックで改善できます。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
この治療法によりあなたのつらい斜角筋のトリガーポイント症状も完治させることができます。
長年悩まれている痛みやしびれでお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。