その痛みは肩甲下筋が原因|腕が上がらない肩の痛み症状は肩甲下筋が関係

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

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目次

ついつい手でさすってしまう肩の痛みについて

「肩がズキズキ痛む、寝ていても痛みで目が覚める、腕が上がらない・・・。」

このキャッチコピーはよく健康食品のCMでよく耳にするセリフですね。
この症状でお悩み方はいつも反対側の手で痛む肩から上腕を揉んだりさすったりしている印象があります。

「手当て」と言う言葉もありますからなんとなく手が痛いところへいく気持ちは十分にわかります。
でも、そんなところをどうこうしても楽にはならないのが実情ですよね。
しかし、多くの痛みは自分ではどうしようも出来ない場所に限って発生しています。

肩がズキズキ痛む、寝ていても痛みで目が覚める、腕が上がらない・・・。

このキャッチコピーはよく健康食品のCMでよく耳にするセリフですね。
この症状でお悩み方はいつも反対側の手で痛む肩から上腕を揉んだりさすったりしている印象があります。

「手当て」と言う言葉もありますからなんとなく手が痛いところへいく気持ちは十分にわかります。
でも、そんなところをどうこうしても楽にはならないのが実情ですよね。
しかし、多くの痛みは自分ではどうしようも出来ない場所に限って発生しています。

肩の動きに関わる筋肉について

肩(上腕骨頭近く)には、
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)
・肩甲下筋(けんこうかきん)
が上腕骨頭をちょうど人の手でつかむような形でくっついています。

そしてこれらの筋肉はすべて、上腕骨を肩甲骨に固定する働きをして筋肉どうしが互いにバランスをとっています。
どれか一つの筋肉が損傷して短縮するだけで全体のバランスが崩れて肩の運動に支障がでてしまいます。

肩(上腕骨頭近く)には、
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)
・肩甲下筋(けんこうかきん)
が上腕骨頭をちょうど人の手でつかむような形でくっついています。

そしてこれらの筋肉はすべて、上腕骨を肩甲骨に固定する働きをして筋肉どうしが互いにバランスをとっています。
どれか一つの筋肉が損傷して短縮するだけで全体のバランスが崩れて肩の運動に支障がでてしまいます。

肩の筋肉はお互いが連動して影響を受けている

これら肩の筋肉は動かすと刺激を受けて短縮(緊張)します。
一つの筋肉が損傷を受け短縮すると他の筋肉を引っ張ってしまうため、今度は引っ張られた筋肉がその影響によって短縮します。
この緊張が肩の筋肉全体に及ぶと上腕骨が肩甲骨にびっしりと押し付けられるようになります。
この状態がいわゆる「痛い、動かしにくい」という症状をつくるのです。
たとえば投球動作などで損傷するのは主に棘上筋や棘下筋です。
この場合は「回旋筋腱板損傷」などと診断を受けることがあります。

これら肩の筋肉は動かすと刺激を受けて短縮(緊張)します。
一つの筋肉が損傷を受け短縮すると他の筋肉を引っ張ってしまうため、今度は引っ張られた筋肉がその影響によって短縮します。
この緊張が肩の筋肉全体に及ぶと上腕骨が肩甲骨にびっしりと押し付けられるようになります。
この状態がいわゆる「痛い、動かしにくい」という症状をつくるのです。
たとえば投球動作などで損傷するのは主に棘上筋や棘下筋です。
この場合は「回旋筋腱板損傷」などと診断を受けることがあります。

年相応に腱板は摩耗し痛みを引き起こす

年相応に腱板の摩耗(傷)は起こりやすい傾向にあります。
そのためMRIで診断を受けると「医師から手術を勧められる」という傾向にあるようです。

私もMRIの無いクリニックで勤めていたときは腱板の手術を受けた患者をリハビリした記憶が私にはありません。
それでもカルテには「腱板損傷」と書かれた患者さんがたくさんおられました。

しかし、腱板損傷は五十肩や頚肩腕症候群などと治療方法が全く異なるわけではなく、腱板損傷は同じような回復傾向にあります。

年相応に腱板の摩耗(傷)は起こりやすい傾向にあります。
そのためMRIで診断を受けると「医師から手術を勧められる」という傾向にあるようです。

私もMRIの無いクリニックで勤めていたときは腱板の手術を受けた患者をリハビリした記憶が私にはありません。
それでもカルテには「腱板損傷」と書かれた患者さんがたくさんおられました。

しかし、腱板損傷は五十肩や頚肩腕症候群などと治療方法が全く異なるわけではなく、腱板損傷は同じような回復傾向にあります。

高齢になって手術をすると後遺症で痛みが起こる

以前、当院に通院されていた方で、「とにかく、手術した肩がズキズキ痛む」と、訴えられる患者様がご来院されました。
その方は5年前に肩の痛みでMRI検査の結果、「腱板損傷」との診断を受けていました。
60歳近くで手術されたそうです。(チタンで肩の腱を留めてあるそうです)

当院で詳しく検査し状態を把握するとおそらくこの肩の痛みは「術後の後遺症によるもの」と判断できました。
年相応に起こる腱板の裂け目に対して「加老性のもの」として手術を避けてもらえれば、この肩の痛みは起こらなかっただろうと考えられます。

以前、当院に通院されていた方で、「とにかく、手術した肩がズキズキ痛む」と、訴えられる患者様がご来院されました。
その方は5年前に肩の痛みでMRI検査の結果、「腱板損傷」との診断を受けていました。
60歳近くで手術されたそうです。(チタンで肩の腱を留めてあるそうです)

当院で詳しく検査し状態を把握するとおそらくこの肩の痛みは「術後の後遺症によるもの」と判断できました。
年相応に起こる腱板の裂け目に対して「加老性のもの」として手術を避けてもらえれば、この肩の痛みは起こらなかっただろうと考えられます。

肩の痛みは肩甲下筋が深く関わっている

この「肩の痛み」は激しい運動をした覚えが無くても徐々に痛くなるということがあります。
この痛みの原因には、 従来は運動不足によるものがほとんどです。

しかし近年では、スマホやパソコンによる持続的な作業によって肩甲下筋がこわばってしまい、筋繊維が損傷を起こすことがが増えています。

肩の痛みではこの「肩甲下筋」がくせ者で、肩の筋肉の中で最初に緊張を起こしやすく他の筋肉とのバランスを崩す原因と考えられています。
そのため肩の痛みのほとんどに関与しているとされています。
さらに、肩のみならず上腕から肘、手首にまで痛みを派生させます。

この「肩の痛み」は激しい運動をした覚えが無くても徐々に痛くなるということがあります。
この痛みの原因には、 従来は運動不足によるものがほとんどです。

しかし近年では、スマホやパソコンによる持続的な作業によって肩甲下筋がこわばってしまい、筋繊維が損傷を起こすことがが増えています。

肩の痛みではこの「肩甲下筋」がくせ者で、肩の筋肉の中で最初に緊張を起こしやすく他の筋肉とのバランスを崩す原因と考えられています。
そのため肩の痛みのほとんどに関与しているとされています。
さらに、肩のみならず上腕から肘、手首にまで痛みを派生させます。

肩甲下筋を痛めたときはすぐに治療をすべき

しかし、この「肩甲下筋」という筋肉は、肩甲骨と肋骨の間にあるため、体表面からはほとんど触れることができません。
脇の下に指二、三本差し込めば何とか指圧、マッサージが可能という程度で、肩の上から撫でても揉んでも気休め程度にしかなりません。

そのため、筋硬結がひどくなると必然的に治療期間が長くなる傾向にあります。
この筋肉(肩甲下筋)に痛みを起きた時は他の筋肉に影響を与えないうちの早めの治療を開始することが重要です。
この肩甲下筋に痛みが起こると肩が90度までしか上がらず、夜間に痛みで目が覚めるほどにならない症状を起こします。

しかし、この「肩甲下筋」という筋肉は、肩甲骨と肋骨の間にあるため、体表面からはほとんど触れることができません。
脇の下に指二、三本差し込めば何とか指圧、マッサージが可能という程度で、肩の上から撫でても揉んでも気休め程度にしかなりません。

そのため、筋硬結がひどくなると必然的に治療期間が長くなる傾向にあります。
この筋肉(肩甲下筋)に痛みを起きた時は他の筋肉に影響を与えないうちの早めの治療を開始することが重要です。
この肩甲下筋に痛みが起こると肩が90度までしか上がらず、夜間に痛みで目が覚めるほどにならない症状を起こします。

肩甲下筋の痛みはとくに、「就寝中に痛みで目が覚める」、「寝返りをうった際に肩に痛みが起こる」といった症状が起こります。
これは就寝中の姿勢や寝返り動作によって負傷した肩甲下筋がより短縮して起こるものです。

この肩甲下筋の痛みが悪化すると「痛い肩を下にすると痛みで寝られない」となるため、痛くならないように回避姿勢をとるようになります。

対症法としては、
・痛い方の肩の下に丸めたバスタオルなどを入れて肩が少し持ち上がるようにする
・肩が痛い方に寝返り出来なくする

という方法があります。

肩甲下筋の痛みを改善するには神経解放テクニックが効果的

今回は肩こり頭痛で悩まれている20代女性の改善報告をいたしました。
肩こり頭痛は単なるマッサージなどでは再発しやすく根本的な改善は難しい病気です。

根本的な改善を行うためには肩こり頭痛が起きている原因がどこにあるのかを正確に把握し的確にアプローチすることが重要です。
当院では神経解放テクニックという鍼灸治療と整体療法を組み合わせた独自の治療法で改善をはかっています。

この神経解放テクニックは改善だけでなく予防にもつながるため、肩こり頭痛の再発予防にも効果があります。
ぜひ、肩こり頭痛でお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。

今回は肩甲下筋の痛みの原因と対処法について解説いたしました。
肩甲下筋の痛みは単なるマッサージなどでは再発しやすく根本的な改善は難しい痛みです。

根本的な改善を行うためには肩甲下筋の痛みが起きている原因がどこにあるのかを正確に把握し的確にアプローチすることが重要です。
当院では神経解放テクニックという鍼灸治療と整体療法を組み合わせた独自の治療法で改善をはかっています。

この神経解放テクニックは改善だけでなく予防にもつながるため、肩甲下筋の痛みの再発予防にも効果があります。
ぜひ、肩の痛みでお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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鈴木 貴之
院長
鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)

現在、JR三鷹駅北口に首の痛み専門の鍼灸整体院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸整体治療を行っている。
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