受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~19:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※初診の方の受付は19時まで
\ お電話はこちらから /
0422-38-8708
\ 24時間予約受付中 /
\ 当日予約OK! /
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「いつも首がこってくると頭痛がする」
「デスクワークをすると肩こりと頭痛がでやすい」
「自分でこっている場所を押すと頭に響く感じがする」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
この症状はトリガーポイントによる頭痛の可能性があります。
今回は「トリガーポイントが原因?|肩こり頭痛の改善方法」と題してトリガーポイントが原因で起こる肩こり頭痛の原因について詳しく解説します。
【主訴】
「長時間のパソコン業務によって肩こりと頭痛に悩まされている」
という症状でお悩みでご来院された20代女性の改善報告を致します。
今回はトリガーポイントと呼ばれる特殊な筋肉のこりによって頭痛が発生したと推測できる病態でした。
そのため問診、検査から、トリガーポイントの病態に焦点を立てて鍼灸施術を行っていきました。
昔から右に強い肩こりと右後頭部に広がる頭痛がありました。
この症状は毎日のパソコン業務が原因ではないかと考えられます。
この右の肩こり症状は首から肩にかけて広がっており、重く鈍い症状の時もあれば、チクチクと刺すような痛みを感じることもあるようです。
また朝は比較的肩こりが楽ですが、夕方になるとこの肩こり症状の痛みが広がってくる感じが出るようです。
入浴や温湿布などで温めると痛みやこり感は楽になります。
しかし、頭痛は夕方頃になると後頭部にグワングワンと痛みが広がる不調が出ており、温めても楽にはならないようです。
この症状月に1〜2回程度起きており、月経周期などには関係なく疲労が溜まると出てくるように感じます。
また右の肩こり症状ともあまり関連はないように感じていました。
問診から初診時の身体の状態のポイントをまとめました。
以下の症状がトリガーポイントの病態とされる症状です。
・肩こりは右側の首から肩にかけて、重く鈍い感じやチクチクする感じが起きている。
・肩こりは朝は比較的症状が楽であり、夕方以降にひどく辛くなる。
・肩こりの患部を温めると症状が楽になる。
・頭痛の痛み方は後頭部にグワングワンと広がる痛み。
・月に1〜2回ほど強い頭痛が起きている。
また問診での頭痛の特徴は、
・肩こりは温めると症状が軽減する
・頭痛は拍動性や鋭い痛みはでない
・周期的に症状が発生するものではない
・頭痛は疲労が溜ると起こる感じがする
・首の動きによって頭痛が増悪したり軽減する感じはない
・光が眩しかったり、吐き気はない
自律神経の関連した片頭痛の可能性も考慮しておりましたが、以上の特徴から片頭痛ではなくトリガーポイントによる頭痛であると確認しました。
【初回の施術】
頭痛の原因と推測した頭の付け根にある後頭下筋群を含む後頭頚筋のトリガーポイント(筋肉のこり)に鍼灸のアプローチを行いました。
また肩こりに対しては上部僧帽筋から肩甲骨周囲まで全てに対して施術を行いました。
【2回目の施術】
初回の施術により普段感じている肩こりのチクチクとした痛みが消失していました。
しかしまた解消しきれていないトリガーポイントがあるため、引き続き同様の筋肉への施術を行いました。
【3回目の施術】
ある程度、頭痛の原因である首回りのトリガーポイントが解消できました。
そのため今回は長時間の猫背姿勢でのデスクワークで癖になっていた、肩甲骨から肩関節周囲への施術を行いました。
猫背姿勢の解消をうながすことが主な目的となりますが、猫背が解消されて姿勢が正しくなると結果的に首への負担が軽減でき頭痛の予防につながるため重要なポイントと考えています。
【5回目の施術】
問診時に「ひと月に1~2回あった頭痛がほとんど感じなくなった」という良い結果がありました。
頭痛と肩こりの予防のためにも1ヶ月に1回は身体のメンテナンスを継続し、肩こりにならない身体作りで施術をしております。
このようなトリガーポイントのこりによる肩こり頭痛を改善するには神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは当院独自の整体と鍼灸を組み合わせた治療法です。
鍼灸によって筋肉の緊張を緩めてトリガーポイントの肩こりを解消させ、整体によるアプローチで頭痛の改善を促します。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。