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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
よくふくらはぎの筋肉がつることを「こむらがえり」と言います。
しかし、ふくらはぎだけでなく体の筋肉でも肩の筋肉が引きつったり痙攣する症状が起こることがあります。
肩の筋肉がつる症状は運動中や睡眠中だけでなく様々な場合で頻繁に起こることがあり、その原因も様々です。
今回は「肩の筋肉がつる|筋肉の痙攣がよくおこる原因を解説」と題して肩の筋肉のけいれんについて解説します。
肩がつる原因のほとんどは血流障害と考えられています。
疲労で筋肉が固くなり血流が悪くなっている状態で活動(運動など)をすると肩のつる症状が発生します。
血流が悪いと筋肉が運動するための栄養や酸素が運ばれてきません。
そのため筋肉が活動できずにつる症状(筋痙攣)が起こるのです。
冬場に布団の中で睡眠中に肩周りだけ布団の外に出てしまい寒い経験をしたことはないでしょうか。
実は肩周りの冷えによっても筋肉のつり症状が起こります。
この場合、お風呂にしっかり入ったとしても体の深部まで温まらないと肩のつり症状は起こってしまいます。
筋肉はタンパク質だけでなくカルシウムやナトリウム、マグネシウムなどのミネラルも利用して活動します。
そのミネラルが不足すると筋肉が活動できなくなり筋肉のつりが起こります。
とくに夏場の活動中に起こる筋痙攣はこの場合が多い傾向にあります。
夏は熱中症の初期症状でも筋肉のつり症状は起こるため熱中症の処置も念頭に置いて対処しましょう。
【主訴】
・首の後ろと首の左右側面から肩にかけて疲れて重だるい
・一日中デスクワークをしており仕事が進むにつれて肩がつるようになる
・特に疲れた日は肩から背中にかけてつったようなこりを感じる
【初回来院時の身体の状態】
首と肩の境目のところで猫背が強まっており可動域が制限されている。
また頭部は肩よりも前方に出ている状態だった。
さらに背中の肩甲骨あたりの背骨は自然な後弯がほとんど消失してフラットな状態になっていた。
それに加えて巻き肩の姿勢が強く、両方の肩が僧帽筋の緊張によって持ちあがっていた。
【施術内容と経過】
問題である上部の首から肩にかけて鍼灸治療をすると、つり症状の原因である僧帽筋や首と肩甲骨を繋いでいる肩甲挙筋の過緊張が解消された。
さらに肩甲骨周囲の筋肉に対しても同様に鍼灸治療をおこなったところ猫背と巻き肩が改善され頭部の位置が肩の上に移動し正常な位置に戻る。
1回めの施術で筋肉のこり症状はほとんど消失され、しばらく首肩が楽な状態が続いた。
しかし、およそ1ヶ月後の仕事で疲労を感じたときに首すじから肩にかけてつった症状が起こる。
2回目の施術は前回と同様の鍼灸治療を行い、さらに姿勢を改善させるために背骨周囲の筋肉にも治療を行って正しい姿勢の維持ができるようにした。
当院ではこのような肩のつりや痙攣を改善するには「筋肉の神経伝達の改善」が重要と考えています。
この条件を解決するために効果的なのが当院で行っている神経解放テクニックです。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
鍼灸の刺激は神経反射が起こる作用があります。
また整体は左右の首や肩の動きの差が解消させスムーズな可動域に改善できます。
この整体と鍼灸を組み合わせることで早期改善が見込めます。
ぜひ、頻繫に起こる肩のつり症状でお悩みの方は当院にご相談ください。