受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~19:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※初診の方の受付は19時まで
\ お電話はこちらから /
0422-38-8708
\ 24時間予約受付中 /
\ 当日予約OK! /
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
朝起きたときに「背中が痛い」と感じることはありますか。
背中に痛みがあると朝から活動のために体を動かすのがつらくなり、結果的に日常生活に支障をきたすことがあります。
今回は「背中が朝に痛い|寝起きに背中が痛い原因と対策や予防を解説」と題して寝起きに起こる背中の痛みの原因と対処法などを解説します。
この記事をお読みになり背中の痛みを改善して、気持ちよい朝を迎えるようにしましょう。
寝起きに背中が痛いとき、考えられる主な原因は4つです。
・睡眠時間が長すぎる
・寝具と身体が合っていない
・就寝中の姿勢が悪い
・筋骨格系や内臓系に異常がある
それぞれ順番に開設していきます。
適度な睡眠(睡眠時間)は、心身の疲労を解消するために重要なポイントです。
しかし、睡眠時間が長すぎると寝起きに背中に痛みが起こる原因と考えられています。
実は睡眠中は、体重を支えている肩や腰などに負荷がかかりやすいといわれています。
そのため睡眠時間が長いと、さらに負荷がかかってしまい血流が悪化しやすくなります。
その結果、体に疲労物質が溜まったまま朝を迎えることになり、起き抜けに背中の痛みが生じてしまうのです。
背中の痛み以外にも、「十分な睡眠をとっているにも関わらず寝起きに体がだるい」といった場合は、過眠(睡眠時間が長い)が原因の可能性があります。
体に合わない寝具を使い続けると、体の一部分のみに負荷が集中してしまい、背中の筋肉や関節に痛みを引き起こすことがあります。
とくに枕の高さが合わないと、首をバランスよく支えられず、強い負荷がかかりやすい傾向にあります。
その状態が結果的に自然な寝姿勢をキープすることも難しくなるため、背中の痛みが生じやすくなります。
その他にもマットレスの硬さにも注意が必要です。
柔らかいマットレスだと腰が沈みこみ、寝返りが打ちにくくなるため、負荷が体の一部分に集まるため痛みが生じやすくなります。
また硬すぎるマットレスでも背中や腰の部分に圧力が集中し、血流が悪化しやすくなるため腰痛や背中の痛みを引き起こしやすくなります。
背中を丸めた状態など、不自然な姿勢のまま寝ていると、首や背中の筋肉が過緊張を引き起こして痛みが発生します。
これがいわゆる「寝違え」の状態です。
睡眠時の姿勢は、横になったときに背骨が緩いS字を描いている状態が理想的です。
睡眠環境、慢性疲労、自律神経の乱れなどで姿勢や寝相が悪くなると、体に余計な負荷がかかり、寝違えが起こりやすくなります。
寝起きの背中の痛みは、病気が原因となっているケースも存在します。
たとえば、以下のような病気が考えられます。
・変形性脊椎症や圧迫骨折などの骨に関わる病気
・心筋梗塞や尿路結石など内臓系の病気
どちらも、背中に痛みを感じることが特徴です。姿勢や寝具に問題がないにも関わらず背中が痛い場合や、背中の痛み以外の症状が現れているときは、病気の可能性を疑い、医療機関での受診を検討してみてください。
朝起きたときに背中に痛みを感じたときは、以下のような4つの対処法を行うのがおすすめです。
・筋肉の炎症の場合は冷やす
・ゆっくりとストレッチをする
・温かい湯船につかって体を温める
・診察や治療を受ける
痛みの原因と照らし合わせて、適切な対策を行いましょう。
寝違えなどで筋肉が炎症を起こしている場合は無理をせず、患部を冷やして安静にしましょう。
アイシングの目安は氷のうなどで15分ほど冷やしたあと、2時間ほど中止した後に再度冷やすという作業を繰り返し行ってください。
保冷剤は凍傷の可能性があるため、水を凍らせた氷がおすすめです。
寝過ぎや姿勢の悪さによる背中の痛みの場合は、血流改善目的としたストレッチを行いましょう。
血行が良くなり、疲労物質や老廃物質を分解する効果が高まり背中の痛みの解消につながります。
ストレッチは毎日の生活に取り入れることで体を動かす習慣を身に付き、結果的に痛みへの対処法と予防法として非常に有効です。
寝過ぎや姿勢の悪さによって筋肉が固くなって背中が痛む場合は、温かい湯船にしっかりと浸かることでも解消できます。
体の芯から温めることで血行が良くなり、筋肉の緊張や固さがほぐれて痛みが緩和されます。
ただし、筋肉の炎症が起きている場合は逆効果です。
温めることで症状が悪化するおそれがあるので避けましょう。
起き上がれないほど痛みがひどい場合は、一度は医師の診察、治療を受けましょう。
放置していると症状が悪化するおそれもあります。
特に、日常生活に支障が出るほど強い痛みが頻繁に起こる場合は病気の可能性もあります。
その場合も医療機関を受診しましょう。
寝起きに背中が痛くならないためには、日頃からの対処と予防が重要です。
ここでは、痛みを予防するための代表的な方法を解説します。
ぜひ日常生活に取り入れてみましょう。
睡眠中の姿勢が原因で背中に痛みが起きている方は寝具を見直して改善させることがおすすめです。
枕を改善する方は仰向け時に首と寝具の間にすき間ができないものを選ぶことがポイントです。
体に合う枕で寝ることは寝返りも打ちやすくなり、体にかかる負荷を減少させることができます。
マットレスの場合は、体全体の圧をバランスよく分散させる硬さのもの選びましょう。
スムーズに寝返りが打てるものがポイントです。
体に合った寝具は人によって異なるため、専門店などで実際に体に合わせてみてから選ぶことをおすすめします。
過眠(睡眠時間が長い)が原因である場合は「睡眠の質を向上させ生活習慣を整える」ことが重要です。
まずは、就寝前の習慣を見直すことをおすすめします。
例えば、寝る前にカフェインやアルコールを含む飲み物の摂取している方は、睡眠の質を低下させる原因のひとつです。
もしこれらの飲み物をどうしても摂取したい場合は、就寝前の4時間前までに摂るように心がけましょう。
また、寝る前にパソコンやスマホのブルーライトを見てしまうと、目が冴えてしまって寝つきが悪くなります。
睡眠の質を高めるためにも就寝の2時間ほど前は使用を控えるようにしましょう。
それ以外にも日頃から早寝早起きを心がけることも大事です。
早寝早起きをすることによって、体内時計が整えられ、体の不調や睡眠の質を改善することができます。
毎朝決まった時間に起きることで、体内時計をリセットできるため、ぜひ日々の生活で取り入れてみましょう。
睡眠時や普段の姿勢を改善することで、寝起き時の背中の痛みを予防できます。
なかには、頚椎や背骨のゆがみが背中の痛みに影響を及ぼしていることも考えられます。
上述で紹介した方法で背中の痛みの改善が見られない場合は、骨盤矯正や姿勢矯正などの専門的な施術を受けるのも有効です。
このような寝起きに起こる背中の痛みは整体と鍼灸を組み合わせた神経解放テクニックが効果的です。
慢性的な背中の痛みで悩まれている患者様を数多くみてきておりますので、あなたのつらい朝に起こる背中の痛みも神経解放テクニックで改善させることができます。
長年悩まれている背中の痛みでお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。