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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「首こりがひどくなると目が痛くなる」
「首こりが続くと急に気分が落ち込むときがある」
「首こりになると目の奥が痛くて頭痛や吐き気がする」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
この不調は単なる首こりや目の疲れというものではなく頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)である可能性があります。
今回は「首こりで自律神経が乱れる原因|頚性神経筋症候群について」と題して頚性神経筋症候群について解説します。
頚性神経筋症候群は首がよくこる人に起こりやすいとされています。
それは首のこりが目の神経を圧迫していることが要因である可能性があるからです。
首には後頭下筋群という筋肉があります。
この後頭下筋群は、大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の4つ筋肉で構成されています。
この後頭下筋群がある場所には、目、頭、耳に繋がる運動神経、感覚神経、さらに自律神経が密集しています。
そのため、後頭下筋群がこり固まると、それらの神経を圧迫することになります。
結果として目の疲れやかすみ、頭痛や耳鳴りといった症状を引き起こす頚性神経筋症候群が起こりやすくなります。
デスクワークで酷使しやすい目ですが、この目も筋肉の収縮と弛緩によって動いています。
目を動かす筋肉は、外眼筋(がいがんきん)といい、内直筋、外直筋、上直筋、下直筋、上斜筋、下斜筋の6つから構成されています。
両目を合わせると、12の小さな筋肉が微調節をとりながら目を動かしています。
しかし、パソコンのモニターを凝視し続けていると目の動きがなくなって緊張してしまい外眼筋が筋肉疲労を起こします。
なぜこうなってしまうのかというと長時間同じ距離感で同じ所を見続けると目のピントが固定されてしまいフリーズしてしまうのが理由です。
この反応はもともと視力が低い人の方が余計に目が疲れる傾向にあります。
これが頚性神経筋症候群を引き起こす眼精疲労の原因となります。
この後頭下筋群は長時間座ることでこるようになります。
とくに首が前に出ている前傾姿勢(猫背)で顎が上がっていないでしょうか。
この姿勢が続くと頭の重みが後頭下筋群に一気にかかってしまい筋肉がこり固まってしまいます。
さらにこの状態は同じものを見続ける動作で悪化してしまいます。
この後頭下筋群のこりや筋緊張がひどくなると眼精疲労が起こる頚性神経筋症候群になってしまいます。
頚性神経筋症候群の改善には筋緊張の緩和を図ることがとても重要です。
様々な頚性神経筋症候群の患者様に治療を行ってわかっていることは、首から背中のこりを解消すると頚性神経筋症候群の自律神経症状が治まるということです。
そして原因である様々な筋肉の中でも特に頚性神経筋症候群の緩和に重要な筋肉が胸鎖乳突筋だということもわかりました。
この胸鎖乳突筋が過緊張すると自律神経症状が出やすくなるのではないかと推測しています。
また、この筋肉が緊張を起こす起因としては過剰なストレスがとても深く関わっています。
この胸鎖乳突筋の過緊張は普段から食いしばりや睡眠時の歯ぎしりなどでも起こるとされています。
当院ではこういった頚性神経筋症候群を引き起こす筋肉を整体と鍼灸を組み合わせた独自の治療法で解消させております。
ぜひ、頚性神経筋症候群でお悩みの方は当院にご相談ください。