首こり専門家監修｜首こりにおすすめの効果的なツボ

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

首こりの改善にツボを利用しましょう

現代人に急激に増えている不調に「首こり」があります。
首がこり固まると、肩こりだけでなく、頭痛や眼精疲労など多くの症状につながる危険性があります。
しかも、これらの症状は長期化するケースが少なくありません。
首こりで悩まれている方の多くは改善する方法を探しているのではないでしょうか。

つらい首こりの原因を改善するために、今回おすすめするのが身体に点在する「ツボ」です。
ツボを狙ってセルフマッサージや指圧をすることでリラックス効果が高まり、長引く首こりを改善できる可能性があります。
今回は「首こり専門家監修｜首こりにおすすめの効果的なツボ」と題して、首こり改善に効果のあるツボを紹介します。
最後まで読んでいただければツボの位置を把握でき、首こり改善に役立つでしょう。

ツボを使うメリットはたくさんある

ツボとは身体の不調が現れるポイントです。
東洋医学ではあん摩マッサージ指圧や鍼灸のアプローチ方法として多く用いられます。

首こりの緩和にツボを使うことには、いくつかのメリットがあります。
まず、手軽に行えるという点です。
道具などの準備はほとんど必要なく、スペースも要りません。
そのため休憩時間や空き時間を使って気軽にセルフケアができます。

また、ツボを押すことで気持ち良さやリラックス効果を得ることが可能です。
「ツボ＝押すと気持ちよい箇所」というケースも少なくありません。
つまりツボが、痛みの改善に有効であり、なおかつ押して気持ち良い箇所を示す目印の役割も果たします。
そのため効率よくセルフマッサージができます。
そして、一つのツボが複数の不調に効く場合が多いので、健康面でもコスパがよいと言えるでしょう。

首コリに効くおすすめのツボ6選　

ではここから、首こりに効くツボを図とあわせて紹介します。
首周りに点在するツボを中心に紹介していますので、実際に触れながら読み進めてみてください。

①玉枕（ぎょくちん）

【名前】
玉枕（ぎょくちん）
【場所】
後頭部の出っ張りの高さで、正中（真ん中）のラインから約3センチ外側にある。
【効果】　
筋肉ではなく骨が触れますが、このツボを押したりもみほぐすことで首の筋肉が緩みます。
首こりの他に目の疲れや鼻の不調、不眠にも効果が期待できます。

②風池（ふうち）

【名前】
風池（ふうち）
【場所】
自身のうなじに触れてから、頭を少し後ろに倒した状態で、指を頭に向かって上に滑らせましょう。
指が止まったところから外側に滑らせ、凹み部分を探してみてください。
【効果】
風池は、首の筋肉の緊張を取るために効果的なツボです。
また頭痛にも効くツボなので、低気圧の影響で頭や首が重だるいときなどに揉みほぐしてみましょう。

③天牖（てんゆう）

【名前】
天牖（てんゆう）
【場所】
耳たぶの裏側にある出っ張った骨（乳様突起）の後ろ斜め下、顎の角張った部位（口を開閉すると動く骨）と同じ高さにあります。
【効果】
このツボを揉みほぐすことで胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）という筋肉が効率的に緩めることができ、首こり改善に効果的です。
また偏頭痛に対しても有効です。

④肩井（けんせい）

【名前】
肩井（けんせい）
【場所】
首の付け根と、肩の外側を結んだラインの真ん中に位置にある。
【効果】
首こりだけでなく肩こりの改善にも効果が期待できます。
首と肩がこって重だるいという方は、ぜひ肩井を刺激してみてください。

⑤天突（てんとつ）

【名前】
天突（てんとつ）
【場所】
左右の鎖骨の間にある凹みにある。
【効果】
首の筋肉の緊張はもちろん、首こりに伴って現れることがある喉のつまり解消にも役立ちます。
親指を使って、擦るようにソフトに刺激してみてください。

⑥落枕（らくちん）

【名前】
落枕（らくちん）
【場所】
手の甲の人差し指・中指の付け根（中手指節関節）にある。
【効果】
落枕は主に「寝違え」などの急に起こる首の痛みに用いられるケースが多いです。
ですが、首こりや肩こりなどの慢性痛に対しても効果が見込めます。
パソコン作業などで首が疲れた際に活用してみましょう。

効果を引き出すツボの押し方

ツボを指で押す際は、一定時間押し続けたり、押したまま左右にゆっくり動かしたりしてみてください。
他には、ツボを押しながら首に軽い動きを入れることも効果的です。
動作を加えることで、筋肉が動き血流がより活発化します。
ツボを押しながら、ストレッチを行う要領で首を動かしてみてください。

また、ツボ押しグッズを利用するのもおすすめです。
ツボ押しローラーや、ツボ押し棒が販売されているので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
他には、ツボに円皮鍼（シールタイプの鍼）を貼るのも効果的です。
ネットやドラッグストアで購入可能なので、ぜひ活用してみてください。

ツボを押す場合の注意点

ツボを押す際は、刺激量に注意してください。
「痛い」と感じるくらい強く押しすぎると、筋繊維が切れて痛みやだるさが出る、いわゆる「揉み返し」になってしまいます。
したがって、ツボを押す際はソフトな刺激量を心がけてみてください。

また、手で押す場合は指を痛めないように注意が必要です。
爪がぶつからないように気をつけながら、指の腹で押すように意識しましょう。

ツボを利用した首こりの治療なら神経解放テクニック

ツボを利用した首こりの治療なら当院の神経解放テクニックで効果的です。
神経解放テクニックは鍼灸治療と整体療法を組み合わせた当院独自の治療法です。

首こりの改善に関係したツボに対して的確に鍼灸と整体でアプローチを行い、改善率を高めます。
ぜひ、首こりでお悩みの方は当院にご相談ください。

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