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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
暑さ対策として首を冷やすという方法があります。
実際にはどのようなメリットとデメリットがあるがご存知でしょうか。
今回は「首を冷やすのは良くない?|首を冷やすときの正しい知識と注意点」と題して、首を冷やすことの効果と注意点を詳しく解説します。
首を冷やすことは暑い夏場においては体温を下げる効果的な方法の一つとして広く知られています。
特に首には太い血管が通っているため、この血管に対して冷やすことで体全体を効果的に冷却することができます。
首の血管は、心臓から送り出された血液が脳や顔面、頭部へと向かう重要な経路です。
この血管を冷やすことで、全身の血液の温度が下がり、体全体の温度が下がる効果が期待できます。
また首を冷やすことで、脳への血流が適正化します。
それにより集中力や思考力が高まる効果も期待できます。
また首を冷やすことで、自律神経の働きを整いリラックス効果も期待できます。
一方で、首を冷やしすぎると健康に悪影響を与える可能性があります。
この過度な冷却は、身体の自然な体温調節機能を阻害してしまいます。
主に以下のような問題を引き起こすことがあります。
冷やしすぎにより血行循環が悪化すると、身体の末端部分への血流が不足しやすくなります。
結果的に、冷え性や痺れなどの症状が現れることがあります。
免疫力は、体内に侵入したウイルスや細菌から体を守るための重要な力です。
しかし、体が冷えすぎると、免疫細胞の働きが低下します。
そのため風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる可能性があります。
自律神経は、体温調節や消化、呼吸など、私たちの体の様々な機能をコントロールしています。
体が冷えすぎると自律神経のバランスが崩れてしまい、不眠や消化不良、頭痛などの症状が現れることがあります。
首を冷やす際には、安全で効果的な方法を採用することが重要です。
冷えすぎによる健康への悪影響を避けるために適切な方法で首を冷やすようにしましょう。
【冷たいタオルや保冷剤を首に当てる場合】
・直接肌に当てずにタオルなどで包んで当てる
・冷やす時間は、一回に15分以内にする
・冷えすぎていると感じたら中止する
以上のように長く冷やしすぎないように、短時間ずつ、こまめに冷やすようにしましょう。
首を冷やし過ぎると以下のような悪影響があります。
・肩こりや首こりが起こりやすくなる
・自律神経への影響
・緊張型頭痛について
一つずつ解説します。
首を冷やしすぎると、肩や首の血行循環が悪くなり筋肉が冷えて硬くなります。
これが肩こりや首こりを引き起こす原因となります。
その他に冷えによって筋肉の柔軟性が低下すると肩や首の動きも悪くなります。
肩こりや首こりは、日常生活における様々な動作を阻害します。
身体の痛みや不快感をもたらすだけでなく、集中力の低下や睡眠の質の低下にもつながる可能性があります。
首の過度な冷却は、自律神経の働きを乱すことがあります。
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つから成り立っています。
この二つの神経によって体の様々な機能をコントロールしています。
交感神経は体を活動的な状態にするために心拍数を上げたり血圧を上昇させたりします。
一方、副交感神経は体をリラックスさせる状態にするために時に心拍数を下げたり血圧を低下させたりします。
しかし、首を冷やしすぎると、交感神経が過剰に興奮してしまい、自律神経のバランスが崩れることがあります。
自律神経のバランスが崩れると、不眠や消化不良、頭痛などの症状が現れることがあります。
首を冷やし過ぎることによって緊張型頭痛を発症させる可能性があります。
首を冷やしすぎると首や肩の筋肉が冷えて硬くなり、緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。
緊張型頭痛は締め付けられるような痛みやズキズキとした痛みが主な症状です。
また、集中力の低下やイライラ感などの症状を伴うこともあります。
安全に首を冷やすためのポイントがあります。
・ネッククーラーを活用する
・ポイントを押さえた効果的な冷却
以上、2つについて解説します。
近年では首を冷やすための専用の器具として、ネッククーラーが人気を集めています。
ネッククーラーは、首に装着することで、効率よく首を冷却することができます。
このネッククーラーには、様々な種類があり冷却方法や機能も様々です。
自分に合ったネッククーラーを選ぶようにしましょう。
ネッククーラーを使用する際には、説明書をよく読み、使用方法を守って使用しましょう。
首を冷やす際には首の側面にある頸動脈を冷やすだけでも十分に体温を下げることができます。
頸動脈は首の太い血管であり、心臓から脳へと血液を送る重要な役割を担っています。
頸動脈を冷やすことで、脳への血流が促進され、体温が下がる効果が期待できます。
ただし、頸動脈を直接冷やしすぎると、血管が収縮して血行循環が悪くなり肩こりや頭痛が発生する可能性があります。
そのため、頸動脈を冷やす際には、タオルなどで包んでから冷やすようにしましょう。
また、冷やす時間は、一度に長く冷やしすぎないように、短時間ずつ、こまめに冷やすようにしましょう。
体を冷却する方法には首への冷却だけでなく以下のような方法も効果的です。
・ストレッチで体をほぐす
・水分補給の重要性
・寝具の工夫
この3点について解説します。
暑さ対策として、ストレッチで体をほぐすことも効果的です。
ストレッチをすることで筋肉の血行循環が正常化されて、急激な体温上昇を抑制することができます。
また、ストレッチをすることで、身体の柔軟性が向上し、肩こりや首こりの予防にもつながります。
暑さによって身体がだるくなっていると感じたら、軽いストレッチをしてみましょう。
暑さ対策として、こまめな水分補給は非常に重要です。
汗をかくことで、体内の水分が失われていきます。
水分が不足すると、脱水症状を引き起こし、熱中症のリスクが高まります。
こまめな水分補給は脱水症状を防ぎ、熱中症のリスクを軽減することができます。
水分補給には、水やスポーツドリンクなどがおすすめです。
寝具を工夫することで、快適な睡眠をとることができます。
とくに暑い夜は、寝苦しくてなかなか眠れず体の疲れがとれないという方も多いのではないでしょうか。
この疲労の蓄積が熱中症のリスクを高めます。
そのため寝具を工夫することで、快適な睡眠をとることができます。
例えば、冷却シーツや冷感素材の枕を使用することで、寝ている間も涼しく過ごすことができます。
また、通気性の良い寝具を選ぶことも大切です。
暑さによる肩こりでお悩みの方は当院で行っている神経解放テクニックで改善できます。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
この治療法によりあなたのつらい肩こりも完治させることができます。
暑さによる肩こりでお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。