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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
車の運転や電車のつり革など長時間手を挙げていると手をしびれることはないでしょうか。
このような手を挙げて起こるしびれの症状は胸郭出口症候群(しゃかくきんしょうこうぐん)と呼ばれる病気の可能性があります。
胸郭出口症候群は斜角筋と呼ばれる首の筋肉の緊張によって起こる神経障害です。
腕や手にかけて伸びる神経は首から出ていますが、この首から手に向かって神経が伸びる途中に首の筋肉である斜角筋の隙間を通って腕に向かいます。
よって、この斜角筋が過緊張を起こすと神経の通る隙間が狭くなり圧迫起こります。
この状態で腕を挙げると自然と斜角筋が収縮してしまい神経圧迫を強く起こし、この圧迫によって腕や手にしびれが起こるというのが胸郭出口症候群のメカニズムです。
日常的に首こりや肩こり、猫背姿勢の人が起こりやすい傾向にあります。※1
この胸郭出口症候群を簡単に調べる検査があります。
イスに座った状態でバンザイ姿勢(肘と肩が90度)で手をグーパーグーパーする体操です。
この体操を30秒続けて腕や手にしびれが起これば胸郭出口症候群の可能性があります。※2
胸郭出口症候群と似ている症状で“頚椎症”があります。
頚椎症は首の頸椎の隙間が狭くなり肩こりや腕や手にしびれが起こる症状が出現します。
頚椎症はうがいや天井を見る動作で肩から腕などにしびれが起こるため、頻繁に上を向く姿勢を行うとしびれや肩こりが強くなり握力などの筋力が低下する可能性があります。 また首の動きによってはズキンとした痛みを出現し運動制限が起こります。
頚椎症になりやすい人は胸郭出口症候群と同じように猫背姿勢の人やストレートネックに多い傾向にあるため、悪化の前に治療をして改善する必要があります。※3
このような胸郭出口症候群や頚椎症を改善するためには原因である首や肩の筋肉の緊張を緩める必要があります。
胸郭出口症候群は神経圧迫を起こしている斜角筋を緩めると同時に肩甲骨周囲の筋肉を緩めることで姿勢が正しくなり首への負担が減少します。
また頚椎症は頸椎の関節が狭くなることで神経圧迫を起こしているため原因の箇所周囲の筋肉を緩めることでストレスが減少し痺れや痛みの軽減につながります。
このような胸郭出口症候群や頚椎症の治療には鍼灸治療が効果的です。
胸郭出口症候群や頚椎症は筋肉や関節の物理的なストレスを軽減させることで改善できます。
そのストレス軽減に効果的なのが当院独自の整体と鍼灸を組み合わせた神経解放テクニックです。
局所的な原因の筋肉の改善はもちろんのこと、原因である猫背姿勢の改善や肩こり、しびれが起こりやすい体質を改善することができるため「痛みやしびれが起こらない身体作り」が神経解放テクニックで可能です。
ぜひ、胸郭出口症候群や頚椎症でお悩みの方は当院の治療を受けてみてはいかがでしょうか。